仕事を知る
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システム企画部

島田 哲生(シマダ テツオ)
システム企画部

具体的な仕事内容

システム企画部では、GIS(Geographic Information System)を用いた顧客の問題解決・ポイント上昇を目的に業務を遂行します。

仕事のポイント

導入提案に始まり運用データの経年変化修正までプロダクトのライフサイクル全体にわたってエンドユーザーと直接仕事を進めるため、IT・地理空間・顧客業務についての広範な知識が要求さるものの、社外研修や資格取得が奨励されており計画的にスキルアップを目指せます。また、社内に測量・土木設計・地図作図専門の部門を有しており、システム開発単体の会社では獲得しにくいノウハウを活用することが出来ます。
各部門と同様、顧客のほとんどは地方公共団体なので、公共サービス-特に道路や上下水道など社会の根幹をなすインフラの維持管理に関わるシステムを扱います。このため、成果にはコンシューマー向けの華やかさはありませんが、社会貢献度が高く継続的で安定した案件が多いです。

働く環境は人によって異なりますが、おおむねデスクワーク8割、打合せ・現地作業が2割程度です。ITを扱う業界には珍しく車で顧客先の千葉県内広域を移動します。中小企業では2022年3月まで努力義務とされているハラスメントの相談窓口が、2020年には社内に設置されており、ハラスメントを行うような人物は厳正に処分されますので安心して働くことが出来ます。

他社とは異なる強み

2022年から高等学校教育において地理総合が必修化されましたが、GISはまだまだマイナーな分野で技術者を必要としています。私たちと一緒に地理空間データづくり・システム開発に携わってみませんか。

技術第一部 測量グループ

藤乗 浩紀(トウジョウ コウキ)
技術第一部 測量グループ

具体的な仕事内容

私の所属する部署では、測量の基本となる地上測量を主に行っています。
GNSS測量機やトータルステーションを使用した基準点測量から、
設置した基準点を使用して土地の地形や地物を測定し図面の作成などを行っています。
また、最近では3Dレーザースキャナーを使用し現地の状況を三次元的に取得するなど、最新の技術にも取り組んでいます。

仕事のポイント

測量の成果はインフラ整備の基礎となる重要な部分であり、正確性が求められます。
そのため、複数人による点検や精度管理を行い、確実に品質確保することが大切です。
また、自治体や実施する測量の種類、等級によって許容される誤差の制限や計算方法が異なる場合があり、関係する規程、法令の最新情報を把握することも大切です。

他社とは異なる強み

弊社は1964年の創立から、地域に根付いた測量会社として、インフラ整備計画や維持管理等に数多く携わってきました。その蓄積されたデータや技術力は会社、社員の今後の成長に活用できます。
また社内では、ノー残業デーの導入や、講習会への参加や資格取得への支援が厚く、社員のスキルアップへの投資を積極的に行い、働きやすい環境づくりにも注力しています。

計測グループ

本多 正人(ホンダ マサト)
計測グループ

具体的な仕事内容

航空測量(航空写真測量、航空レーザ測量)

仕事のポイント

日本国内においては、地理的な特性による大規模地震や津波災害の発生、
地球温暖化に伴う異常気象による土砂災害や浸水被害など様々な災害が多発しており、発災時の状況分析や将来的な防災対策が社会的に重要な課題となっています。
これらの災害対策に現在欠かせないのが航空測量の技術です。
航空測量の仕事は一般的に良く知られているような仕事ではありませんが、
以下のような場面で使用する資料・基礎データとして、非常に重要な役割を担っており、社会全体における防災対策に役立っています。

・自治体における基本地形図の整備(航空写真測量/航空レーザ測量)
 →防災の基本は現在の地形、街のかたちを正確に把握することです。

・ハザードマップにおけるベースデータ
 →標高点群データを利用した浸水想定区域の分析(航空レーザ測量)
 →避難所適地の抽出(航空写真測量/航空レーザ測量)

・土砂災害・水害・地震被害における状況把握
 →発災直後の状況記録・計測(航空写真撮影)
 →浸水区域の迅速把握(航空写真撮影/航空レーザ測量)
 →被災前後の地形を比較分析し、流出土量の算出(航空レーザ測量)

他社とは異なる強み

京葉測量株式会社は千葉県内の測量に特化した企業として、東京湾岸部の埋め立て、成田空港の建設、東京ディズニーランドの建設、千葉ニュータウンの造成など、昭和の頃から千葉県の発展に貢献してきました。
特に航空写真測量の技術においては、昭和42年(1967年)から千葉県全域の航空写真撮影を現在に至るまで毎年撮影を実施しており、千葉県の変遷を記録した他には無い貴重な資料となっています。
最近では航空レーザ計測や地上レーザ計測などの最新技術にも力を入れ、水害対策の重要な資料となる河川地形測量などを実施し、千葉県の防災対策にも貢献しています。

航空レーザ測量による標高点群データから表現した標高段彩図(千葉県浦安市付近)
(協力:千葉県葛南土木事務所)
→図上陸上部青色で表現されているエリアは標高0m以下